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このチュートリアルでは、イベント・ハンドラーの作成について説明します。 このチュートリアルでは、Classic Models, Inc. サンプル・データベースを基にした基本レポート設計があると仮定します。 レポート設計を開始する上での唯一の要件は、お客様の名前の列があるお客様のテーブルが、レポート設計に含まれていることです。 このチュートリアルでは、名前にストリング "Mini" が含まれているお客様の数をカウントし、ポップアップ・ウィンドウに結果を表示します。
このチュートリアルでは、以下のタスクを実行します。
クラシック・カーのサンプル・データベースを使用したレポート設計を開き、お客様の名前のテーブルを表示します。
名前にストリング「Mini」が含まれるお客様の数をカウントするには、最初にグローバル・カウンターを宣言し、その値をゼロに設定する必要があります。 Table.onCreate( ) メソッドは行が取得される前に実行されるため、Table.onCreate( ) がこのタスクの実行に最適な場所です。 このカウンターは、Row.onCreate( ) メソッド内で条件付でインクリメントします。
名前にストリング「Mini」があるお客様の数をカウントするには、それぞれのお客様の名前を調べ、出現するごとにカウンターに 1 を追加する必要があります。 このタスクを実行する論理的な場所は Row.onCreate( ) メソッドであり、このメソッドはデータ・ソースからのデータ行の取得ごとに実行されます。
名前にストリング「Mini」があるお客様の数を表示するには、テーブル内のすべての行の処理後に実行されるメソッドにコードを追加します。 このコードの論理的な場所は、ReportDesign.afterFactory( ) メソッド内です。
importPackage( Packages.javax.swing ); frame = new JFrame( "Count of Minis = " + countOfMinis ); frame.setBounds( 310, 220, 300, 20 ); frame.show( );
「Count of Minis」のウィンドウが見えない場合は、「Eclipse」ウィンドウの裏側を探してください。 「Count of Minis」ウィンドウが表示されない場合に最も考えられる原因は、入力したコードのいずれかで発生したスクリプト・エラーです。
スクリプト・エラーが発生したと考えられる場合は、すべてのスクリプト・エラー・メッセージが表示される、レポートの下部にスクロールします。 ほとんどの場合、正符号 ( + ) の次に簡単なエラー・メッセージがあります。 正符号は、詳しいエラー・メッセージがあることを示し、簡単なエラー・メッセージを展開した場合にのみ詳しいメッセージが表示されます。 簡単なエラー・メッセージを展開するには、正符号を選択します。 スクロールダウンすると、詳細なエラー・メッセージが表示されます。
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