- 最初に簡潔な英語で規則を考える。以下に例を示します。
規則には、If と Then の 2 つの部分があります。
「新規強調表示」ダイアログは、If および Then の部分をより具体的な部分に分けることによって、規則の If と Then の部分を指定するのに役立ちます。
- 以下のステップに従って、規則の If 部分を指定する。
- 最初のフィールドに、If 式の最初の部分を指定する。例の規則を使用すると、次のように、この部分が発注合計になります。
- 発注合計値が、選択した要素から直接得られる場合、ドロップダウン・リストから「このデータ項目の値」を選択する。
- 発注合計値に他のデータ要素を利用する場合、関係する列バインディングを参照する式を指定する。この式は、希望するデータ・セット値、または計算値を参照します。
次の式はその例です。
式の組み立てに関するヘルプを見たい場合は、省略符号 (...) ボタンを選択して「式ビルダー」を使用する。
- 2 番目のフィールドで、リストからオプションを選択して、If 式の 2 番目の部分を指定する。
この例の規則を使用する場合、この部分は Greater than です。
- 3 番目のフィールドで、If 式の 3 番目の部分を指定する。
この例の規則を使用した場合は、図 7-5 で示されているとおり、
この部分は値 50000 になります。
図 7-5 「新規強調表示」の If 式の要素
これで規則の If 部分が完了しました。この部分では以下が指定されています。
- 以下のステップに従って、規則の Then 部分「then set the font color to blue and the font style to bold」を指定する。
- 「色」を選択し、カラー・ピッカーから色を選択する。
- 図 7-6 に示されているように、B を選択して太字形式を選択する。
図 7-6 「新規強調表示」の Then 式の要素
「OK」をクリックする。
図 7-7 で示されているように、
作成したフォーマット規則が「強調表示する項目のリスト」に表示されます。
規則は、レポートを次に実行するときに有効になります。
図 7-7 「強調表示する項目のリスト」