このセクションでは、Eclipse Java 開発環境を使用し、スクリプト可能 BIRT 要素用にイベント・ハンドラー・クラスを作成するプロセスについて説明します。
- 以下のステップに示される、org.eclipse.birt.report.engine_バージョン.jar を Java プロジェクトに追加します。
- Java プロジェクトを選択し、「ファイル」->「プロパティー」->「Java のビルド・パス」->「ライブラリー」を選択します。
「Java のビルド・パス」が、図 23-1 のように表示されます。
- 「外部 JAR の追加」を選択します。
「JAR の選択」が表示されます。
- Eclipse の /plugins ディレクトリーに進みます。
デフォルトの Eclipse インストールでは、このディレクトリーは以下の場所にあります。
- org.eclipse.birt.report.engine_バージョン.jar を選択します。
「追加」を選択します。「Java のビルド・パス」が表示されます。
- 「OK」を選択します。
- ご使用の Java プロジェクトを選択し、「ファイル」->「新規」->「その他」を選択します。
「ウィザードを選択」が表示されます。
- 図 23-2 に示されるように、「Java」を展開し「クラス」を選択します。
「次へ」を選択します。
図 23-3 に示されるように、「Java クラス」が表示されます。
- 「ソース・フォルダー」の横にある「参照」ボタンを選択し、Java ソース・ファイルを配置するフォルダーにナビゲートします。
- 新規 Java クラスがパッケージの一部である場合は、「パッケージ」に完全修飾のパッケージ名を入力します。
- 「名前」に、そのクラスの名前を入力します。
- 「修飾子」で、「パブリック」を選択します。
- 「スーパークラス」の横にある「参照」ボタンを選択します。
「スーパークラスの選択」が、図 23-4 に示されるように表示されます。
- 「型の選択」で、ROM 要素用にアダプター・クラスの名前を入力します。
例えば、ラベル要素にはラベル EventAdapter を入力します。
「OK」を選択します。
「新規 Java クラス」が再表示されます。
- 「コメントの生成」を選択します。
「終了」を選択します。
図 23-5 に示されるような「Java エディター」ビューが表示されます。
- 新規イベント・ハンドラー・クラスにイベント・ハンドラー・メソッドを追加します。
図 23-6 には、ラベルの背景色を赤色に設定する onPrepare( ) メソッドの追加が示されています。