- データ・エクスプローラーで、
パラメーターを作成しようとしているデータ・セットを選択する。
「データ・セットの編集」に、データ・セットに関する照会が表示されます。
- 「パラメーター」を選択する。
「データ・セットの編集」に、最初の行のデフォルトのパラメーター情報が表示されます。
- 以下の必須の値を指定することによって、データ・セット・パラメーターを作成する。
- 最初の行「名前」に、パラメーターの名前を入力する。
パラメーターをレポート・パラメーターなどの他のパラメーター・タイプから区別するには、選択したデータ・セット・パラメーターの名前に DSP という接頭部を付けることが推奨されます。
例えば、quantityinstock をフィルタリングするために使用するデータ・セット・パラメーターの名前は DSP_quantityinstock にすることができます。
- 「データ型 (Data type)」で、パラメーターのデータ型を選択する。
- 「向き」で「入力」を選択する。
この値は、パラメーターが入力パラメーターであることを意味しています。
- デフォルト値を選択する。ボタンが空フィールドの右側に表示されます。
- 右側の ellipsis (...) ボタンを選択する。
「式ビルダー」が表示されます。
- データ・セットのデフォルト値としてレポート・パラメーターを選択することによって、適切なレポート・パラメーターにデータ・セット・パラメーターをバインドする。
- 「カテゴリー」で、「レポート・パラメーター」を選択し、
次に「サブカテゴリー」で「すべて」を選択する。
作成したレポート・パラメーターが、図 12-3 に示されているように表示されます。
図 12-3 データ・セット・パラメーターのレポート・パラメーターへのバインド
- 適切なレポート・パラメーターをダブルクリックする。
式エリアにレポート・パラメーターが表示されます。
- 「OK」を選択する。
- ステップ 3 および 4
を繰り返して、SQL 照会に挿入したその他のパラメーター・マーカーに対応する追加データ・セット・パラメーターを作成する。
- レポート・パラメーターにデフォルト値が入力されている場合、「結果のプレビュー」を選択することによって、照会が WHERE 条件に一致する行を戻すことを検証できます。
図 12-4 には、レポート・パラメーター RP_quantityinstock としてデフォルト値 999 が入力された以前の例の結果が表示されています。
この例では、在庫が 999 未満の製品に関するすべての行が表示されます。
図 12-4 WHERE 条件に一致する行が表示された結果のプレビュー
- データ・セット・パラメーターを保管するために、「OK」を選択する。
- パラメーターを検査して、照会がユーザー指定値で更新され、
レポートが予想どおりの結果を表示していることを検証する。
- 「プレビュー」を選択する。
- 「パラメーターの入力」が表示されない場合、
「レポート・パラメーターを表示」を選択する。
「パラメーターの入力」には、
作成したすべてのレポート・パラメーターが表示されます。
図 12-5 には、単純なレポート・パラメーター RP_quantityinstock が示されています。
図 12-5 パラメーターの入力
- パラメーターの値を指定し、「OK」を選択する。