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第 24 章 スクリプトの参照

BIRT では、Rhino JavaScript の一部であるネイティブの JavaScript クラスに加えて、複数の JavaScript クラスが提供されています。 レポートの開発者は、式を作成する場合にすべての BIRT クラス、およびそのプロパティーおよび関数にアクセスできます。 各 BIRT クラスは、「式ビルダー」のカテゴリー・リストに BIRT JavaScript オブジェクトとして表示されます。

Java コード 内に書かれた BIRT イベント・ハンドラーは、BIRT JavaScript クラスに直接にはアクセスできません。 ただし、要素上に新規のユーザー・プロパティーを定義し、JavaScript 式を使用してそのプロパティーに値を代入することにより、この制限を部分的に回避できます。 JavaScript 式では、すべての BIRT JavaScript オブジェクトを使用できます。 Java コードはユーザー・プロパティーの値にアクセスするため、Java コードはこの方法で JavaScript 式の評価結果にアクセスします。 この手法における主な制限は、その式が要素の作成時に評価されることであり、そのため静的であることです。

Java スクリプトの作成について詳しくは、『レポート設計でのスクリプトの使用』を参照してください。

以下のセクションには、BIRT JavaScript クラスの参照情報が示されています。


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