BIRT データ・ソースを作成した後で、データ・ソースから取り出すデータを指定するためにデータ・セットを作成します。この章では、BIRT Report Designer を使用して作成する、さまざまなタイプ (SQL SELECT クエリー、SQL ストアード・プロシージャー・クエリー、フラット・ファイル、および XML) の BIRT データ・セットについて説明します。
データ・セットを定義する場合の具体的な作業はデータ・ソースのタイプによって異なりますが、一般的な手順は以下のようになります。
- データ・セットの名前およびタイプを定義する。
- 取り出すデータについて説明する。
SQL SELECT クエリーまたはストアード・プロシージャーを使用する JDBC データ・ソースの場合は、そのクエリーまたはプロシージャーを定義します。
XML やフラット・ファイル・データ・ソースなどのファイルまたは URL を使用するデータ・ソースの場合は、URL またはファイルのロケーションを指定して、テーブルと列の関係構造にデータをマッピングします。
- データ・セットで使用する計算済みのフィールドを定義する。
- フィルターを定義して、データ・セットがレポートに戻すデータを限定する。
- パラメーターを定義して、実行時にデータ・ソースから取り出すデータを指定する。